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【湾岸エリアの再開発情報 2022年11月版】商住複合PJ「パークタワー勝どきミッド/サウス」、豊洲4-2街区開発計画

新駅の開業、新たな商業施設のオープン、公共施設のリニューアルなど、行政や民間が手掛ける、暮らしに関係する再開発情報をお届けします。今回は、湾岸エリアから2点、勝どき駅直結の商業、スポーツアリーナ、保育園などが予定されている複合施設の情報と、江東区豊洲二丁目エリアにおいて、オフィスを中心とした複合施設の新たな開発事業をご紹介します。

「全2,786戸、勝どき駅直結の商住複合大規模再開発プロジェクト GRAND MARINA TOKYO「パークタワー勝どきミッド/サウス」サウス棟」

~ニューノーマル時代の多様なライフスタイルの実現へ~

2021年6月2日、三井不動産レジデンシャル株式会社は以下のように発表しました。

三井不動産レジデンシャル株式会社、鹿島建設株式会社、清水建設株式会社は、中央区勝どき二丁目・四丁目にて建設中の地上58階建、総戸数1,665戸の首都圏最大規模の分譲マンション「パークタワー勝どきサウス」(以下「本物件」)のモデルルーム事前案内会を2022年7月上旬より開始します。なお、販売開始は9月上旬を予定。

外観完成予想イメージ

本物件は商業、スポーツアリーナ、保育園、新設の駅出入口など、日々の生活利便施設を街内に設けた約2.3haの商住複合大規模再開発プロジェクト「GRAND MARINA TOKYO」内に誕生します。ミッド棟よりも高い本物件の上層部にはスカイデッキを設置するなど、都心の眺望を堪能できる一方で、足元には広大な緑地と水辺を生かした共用部やニューノーマル時代の生活様式に対応した施設も用意しています。勝どき駅徒歩2分でありながらも自然を享受できる、都心の新しいライフスタイルを提案します。

これらの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現、SDGsへの貢献を目指します。

セントラルラグーン完成予想イメージ

「パークタワー勝どきミッド/サウス」の特長

  1. 商業施設・スポーツアリーナ・保育所等の生活利便施設を建物内に設けたミクストユースの街づくり
  2. 都営大江戸線「勝どき」駅徒歩2分(「ミッド棟」が駅直結・徒歩1分、「サウス棟」が約120m・徒歩2分。)
  3. ニューノーマル時代の多様なくらし方・働き方に応える商品企画

■「パークタワー勝どきサウス」概要

1.開発コンセプト

「BRIDGE TO THE NEXT」というコンセプトには、勝どきエリアの象徴として新たな人の流れを生み出し、次世代型のライフスタイルを発信し、街、人、くらしを結ぶ架け橋となりたい、という想いを込めています。

東京湾岸エリアでも都心・銀座に近く、中央区・勝どき駅と直結する本プロジェクトは、勝どきに光をあてながら、ますます注目される湾岸エリアの現在と未来を繋ぐ、世界が注目する街づくりの実現を目指します。

2.共働きにも暮らしやすいミクストユース型の開発で快適なライフスタイルを実現

本物件含むプロジェクトには、商業、クリニックモール、スポーツアリーナ等の日々の生活利便施設を設けています。住宅のみならず、スーパー、保育所などの都市機能の集積、広大な緑地と水辺空間を創出することで、増加する共働き世帯にも住みやすい街づくりを実現します。三井不動産レジデンシャル住宅事業のブランドコンセプトである「Life-styling×経年優化」を体現する、まさに都心の新しいすまいの形態です。

スカイデッキ完成予想イメージ
3.環境に配慮したランドスケープ

本プロジェクトでは、敷地面積約23,000㎡のうち約70%の空地率を確保するとともに、800本超の中高木を配した約7,000㎡超の緑地空間を設け、居住者様・地域の方々の憩いの場を用意します。子供連れも楽しめる「グラスパーク」、街の象徴となる「セントラルラグーン」など、老若男女、単身からファミリーまで多様な世代の憩いの場として、環境に配慮した水辺の潤いと豊かな緑に触れる空間を創出します。

4.首都圏最大規模58階建・総戸数1665戸のランドマークタワー

本物件には2層吹抜のエントランスホールや53・54階のスカイデッキなど首都圏最大規模のマンションに相応しい、スケールメリットを活かした共用部を用意。都心の新たなランドマークタワーとなることを目指しました。

5.都営大江戸線「勝どき」駅徒歩2分の利便性

本物件は外構部に歩行者用の屋根を設置し、街の中に新設される「勝どき」駅出入口まで雨を避けてのアクセスが可能です。

※「パークタワー勝どきミッド」が駅直結・徒歩1分、「パークタワー勝どきサウス」が約120m・徒歩2分です。

※ 商品プランの画像についてはイメージであり、今後変更となる可能性があります。

6.ニューノーマル時代の多様な働き方に対応するワークスペース

コロナ禍の変容として「住む」、「働く」の境目が曖昧になった現在、住まいの中でいかに働く環境を作るかがこれからの時代に求められます。

本物件内には書籍に囲まれ、半個室も用意されている「ブックコリドー」や、水辺や緑を望むテラス席の「キャナルサイドテラス」をご用意。「パークタワー勝どきミッド」内には個室ブース、会議室付きの約300㎡のコワーキングスペースを設置しています。また、外構エリアには、ワークに適した「ビッグテーブル」を配置するなど、その日の気分と作業内容に応じて多様なワークスペースの中から働く場所を選ぶことができます。共用部や外構部にはWi-Fi環境も整備し、快適かつ働きやすい空間を実現します。

7.地域との共生

居住者様だけでなく地域にお住まいの方も利用可能な施設として、「パークタワー勝どきミッド」内にある商業施設に加え、本物件内には飲食メニューを提供する「キャナルカフェ」、豊富な緑を感じながらトレーニングできる「キャナルフィットネス」、「パーティルーム」を設置します。地域の方々との交流の場をご用意し、地域の発展、共存を目指します。

(仮称)豊洲4-2街区開発計画

IHI・三菱地所による共同開発事業

~新たなコラボレーションにより豊洲を新ビジネス創出・発信の場へ~

2021年3月19日、株式会社IHIと、三菱地所株式会社は以下にように発表しました。

株式会社IHI(以下、IHI)と三菱地所株式会社(以下、三菱地所)は、これまで豊洲フロント・豊洲フォレシアの2物件において、共同開発事業を行っていますが、江東区豊洲二丁目に位置する4-2街区において、オフィスを中心とした複合施設の新たな共同開発事業を行います。

当街区は、現在、IHIが暫定利用として自己所有土地を賃貸していますが、2021年度内に既存建物の解体工事が行われ、新築計画は2022年春着工、2025年春竣工を目指しています。 本計画は2棟の建物で構成され、主要用途となるオフィスのほか、低層部に大屋根を設けた広場空間と、広場を取り囲むような商業施設を配置し、施設利用者だけでなく、周辺街区の居住者や就業者等、さまざまな人々が集い、まち全体のにぎわい創出に寄与する開発とする予定です。 

また、2階レベルでは、大屋根広場を囲むように歩行者デッキを整備します。このデッキから、3街区と4-2街区間の晴海通りに架かる既存歩行者デッキと接続し、地区内の回遊性を高め、にぎわいを地区内に伝播させることを目指します。

豊洲2・3丁目地区まちづくりガイドラインに沿った開発によって、豊洲は多くの企業が集積し、多数の住居・大学・商業施設も立地する職住学遊混在のまちとして発展してきました。IHI工場跡地における豊洲2・3丁目再開発のラストピースとなる本計画では、業務・商業用途に加え、スタートアップ企業の誘致や、起業家等の交流を可能とするインキュベーションオフィスやシェア企業寮を整備することで、これまで豊洲にはなかった人材・企業とのコラボレーションをはかり、豊洲が新たなビジネスを創出し、発信する場となることを目指します。

本計画によって豊洲2・3丁目再開発は概成を迎えますが、豊洲のまちの成熟度を一層高めるため、IHI・三菱地所は今後も各地権者・開発事業者・運営事業者等と協力し、豊洲地区全体の価値向上を図ると共に、一体的かつ先進的なまちづくりを推進します。

※情報提供:株式会社IHIと三菱地所株式会社。※素材提供:三菱地所株式会社。

まとめ

本記事では、暮らしと利便性の向上に繋がる、湾岸エリアに関係する街の再開発情報をご案内しました。勝どき駅直結の大型複合施設では、新しい駅出入口も新設されるようです。また、スカイデッキからは都心の眺望を堪能する展望台など、あらたなランドマークにもなりそうで期待が膨らみます。豊洲エリアでは、土地を活かした商業施設の登場によってにぎわいが生まれそうです。

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