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2024.12.18

夜景がきれいなタワーマンションの選び方は? 選ぶポイントや注意点を解説

タワーマンション 夜景 きれい

ざっくり要約!

  • 夜景のきれいなタワーマンションを選ぶなら、立地・階数・方角をチェックしましょう。

  • エレベータの台数やベランダの有無など、日常生活に支障が出る部分がないかも確認しておくことが重要です。

  • 夜景以外にもタワマンには多くの魅力があり、生活レベルをワンランク上げたい人におすすめ。

夜景がきれいなタワーマンションに住みたいと考えている場合、どのようなポイントで選べばいいか気になる人は多いでしょう。タワーマンションだからといって、必ずしもきれいな夜景が楽しめるわけではない点に注意が必要です。

この記事では、夜景がきれいなタワーマンションを選ぶときのポイントや、注意点を解説します。夜景以外にもタワーマンションが持つ魅力をあわせて紹介するので、これから物件探しをする方や内見に行こうとしている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

夜景がきれいなタワーマンションを選ぶときのポイント

まずは、夜景がきれいなタワーマンションを選ぶときのポイントを紹介します。それぞれ詳しく見ていきましょう。

立地

タワーマンションの立地次第で、見える夜景は大きく変わります。人気の立地は、繁華街や高層ビル、ランドマークが見えるエリアです。

標高が高い立地にあるマンションや、周囲に高い建物が少ないマンションなら、より視界が開けて眺望を楽しめるでしょう。また、高速道路が見える場所にあるタワマンなら常に流れる車のライトの光を楽しめますし、リバーサイドや海沿いのエリアなら、反射して光るイルミネーションが見られます。

品川区や港区、江東区などのエリアは、東京タワーやスカイツリーも望めるとあって非常に人気なエリアです。季節の移り変わりが楽しめるエリアを選ぶのも一案です。ライトアップされた夜桜や秋の紅葉などが見られるエリアで検討してもよいでしょう。

階数

夜景が楽しめるタワーマンションと謳っていても、階数が変われば見える景色もまったく違うものになります。できるだけ上層階を選ぶと、見渡しのよいきれいな夜景が楽しめるでしょう。

目安は10階以上ですが、周辺の環境によって見え方が異なるため、実際に内覧でどのような夜景が広がりそうか見てみるのがおすすめです。5階以下の階数は周辺の環境によりますが比較的視界が悪い場合が多く、夜景を楽しめない可能性が高いといえるでしょう。

特にタワマンの周囲にマンションやビルが立ち並ぶエリアでは、低層階だと視界が狭くなり、夜景が見えなくなるので注意が必要です。

方角

部屋の方角や窓の位置でも、夜景の見え方が変わります。内覧の際は、以下のポイントに気をつけて見てみましょう。

  • どの部屋から、どのような夜景が見えるのか
  • 夜景を楽しめるだけの窓の大きさがあるか
  • 自分が希望するシチュエーションで夜景が見えるのか

たとえば、キッチンやリビングから自然と眺めたいのか、プライベート空間でゆったりと眺めたいのかによって、どの方角から見えるのかは重要になります。

方角や窓の場所をチェックし、自分の希望する夜景が見える空間になっているかイメージしてみるとよいでしょう。

夜景重視でタワーマンションを選ぶときの注意点

夜景 タワーマンション 注意点

夜景がきれいに見えることだけで選んでしまうと、後々後悔してしまう可能性があります。そこで、夜景がきれいなタワーマンションを選ぶときの注意点を紹介します。

エレベータの位置・台数

エレベータの位置や台数は、タワーマンションの高層階を選ぶうえでの要チェック項目です。玄関からエレベータホールの距離が遠いと、重い荷物を運ぶ際に苦労しますし、近すぎるとエレベータの稼働音が聞こえる可能性があります。

また、タワーマンションは世帯数が多いことから、エレベータの稼働台数も重要です。通勤通学の時間帯は特に混みやすく、各階に止まるので地上に降りるまでに時間もかかります。

稼働状況によっては早めに家を出るなどの工夫をしなければいけなくなるため、エレベータの稼働台数が少なくないかチェックしておきましょう。

災害対策

タワーマンションは厳しい耐震基準をクリアして建てられていますが、地震発生時には揺れが大きく感じやすい傾向にあります。地震や強風による揺れが伝わりにくい免震・制震構造の物件を選ぶとよいでしょう。

耐震構造は、地震に耐えられるような固く強い作りではあるものの、揺れがダイレクトに伝わりやすい特徴があります。大きい地震では、壁や柱にヒビが入ることも。

ライフラインが止まってしまったときに備え、自身でも食品や簡易トイレなどを用意しておくと安心です。

タワーマンションの「地震」に関する記事はこちら
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タワーマンションは地震に強い?高層階の揺れと対策を解説

近年、日本では大規模の地震が頻発しています。2024年1月に発生した能登半島地震では、鉄筋コンクリート造のビルの損壊が見られました。8月の九州・日向灘の地震を受け、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されるなど、巨大地震への警戒が強まっており、タワーマンションにおける地震のリスクを不安視する方もいるでしょう。
本記事では、タワーマンションの耐震性や、想定されるリスクを解説します。

ベランダの有無・使用方法

タワーマンションではベランダがない、もしくはあっても使用方法の制限のある物件が存在します。理由は次のとおりです。

  • 景観を損ねないため
  • 干していた洗濯物や布団、家庭菜園の鉢植えなどが落下し、通行人などがケガすることを防止するため

室内乾燥機や浴室乾燥機、クリーニングサービスなどがあるか、チェックしておくと安心です。

周辺の開発計画

夜景が見える方角に、今後開発予定の高層ビルやマンションがないかチェックしておきましょう。将来的に視界が遮られる建物が建ってしまえば、せっかく楽しめていた夜景が見られなくなってしまいます。

内見時に担当者へ確認する、もしくは「エリア名+再開発、建設予定」などのキーワードで検索してみましょう。

夜景だけじゃない! タワマンの魅力

タワーマンションには、夜景以外にも多くの魅力があります。眺望だけでなく、次のような点も物件選びのポイントとしましょう。

充実した共用施設

共用施設の充実度は、タワーマンションならではの魅力です。以下は、主な共用施設の例です。

  • 重厚なエントランス
  • コンシェルジュサービス
  • フィットネスジム・スパ
  • ラウンジ・パーティールーム
  • キッズルーム
  • ゴミ置き場(各階設置、24時間利用可)

これらの施設があることで、一般的なマンションにはないホテルにいるような気分や便利な生活が味わえます。生活レベルの向上にもつながるはずです。

利便性の高い立地

駅直結や、駅から徒歩数分以内など、通勤・通学や買い物がしやすい立地にあるのも、タワーマンションの特徴です。マンションによっては、コンビニやスーパーマーケット、医療施設などが入っていることもあります。

また、このような施設がマンションに入っていなかったとしても、タワーマンションの周辺は総じて商業施設や医療施設が充実しており、生活利便性が高い傾向にあります。

優れたセキュリティ

タワーマンションは、厳重なオートロックや防犯カメラの設置など、セキュリティがしっかりしています。他にも、エントランスホールにコンシェルジュがいたり、管理人の見回りが行われていたりするため、住居者は安心・安全に生活ができます。特に高層階は、外部からの侵入が非常に難しい住戸といえるでしょう。

害虫が侵入しにくい

地上から高い階数の物件であれば、害虫の侵入リスクが低くなります。ハエや蚊のような虫は一定の高さには到達できないと言われているため、窓から侵入する可能性は低いでしょう。

またタワマンは住宅内に隙間が少ない(気密性が高い)特徴も、害虫の侵入リスクを軽減する理由のひとつです。ただし、絶対に害虫が侵入しないということはなく、宅配便や郵便物経由で室内に入ったり、排水管から侵入したりすることもあります。

外部の騒音が聞こえにくい

タワマンは気密性が高い設計のため、外部の音が聞こえにくいというメリットがあります。繁華街や車通りが多い場所などのタワマンは、防音性の高い窓ガラスや、二重窓になっているものが採用されているケースもあります。

周囲に遮るものが少ないため、音を拾いやすいと言われているタワマンですが、設備や構造でカバーできていれば騒音に悩まされることも少ないでしょう。

タワーマンションに関する記事はこちら
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タワーマンションの特徴とメリットとは?魅力と注意点を徹底解説

タワーマンション(タワマン)の定義や基準、日当たりや眺望、共用施設の充実など、タワマンのメリットを徹底解説。利便性が高い一方で、デメリットも含めてタワーマンションの特徴をわかりやすく紹介します。

まとめ

夜景を楽しめるマンションは、立地や階数、方角に注意して選ぶことが重要です。ただし、夜景のきれいさだけで物件を選ぶと、日常生活において不都合を感じるシーンや災害時に困ることもあるでしょう。

なかなか希望のタワマンが見つからない場合や、周辺地域が再開発されないか心配な方は、不動産会社へ相談してみるとよいでしょう。

ワンポイントアドバイス

どんな夜景を楽しみたいのかイメージできていると、エリアや方角で希望するタワーマンションを探しやすくなります。部屋の中でどこから夜景が見えるのか、どんなシーンで楽しめるといいのかまでイメージしながら内覧することをおすすめします。

夜景以外にも魅力が多いタワーマンション。物件の選び方や注意点に気をつければ、生活レベルがぐんと上がり、夜景を楽しみながら家族や友人との時間を過ごせるでしょう。

この記事のポイント

Q. 夜景がきれいなタワーマンションはどうやって探せばいいでしょうか?

A.夜景がきれいなタワーマンションを選ぶときのポイントを紹介します。詳しくは「夜景がきれいなタワーマンションを選ぶときのポイント」をご覧ください。

Q. 夜景がきれいなタワーマンションを選ぶ際の注意点はありますか?

A. 夜景がきれいに見えることだけで選んでしまうと、後々後悔してしまう可能性があります。そこで、夜景がきれいなタワーマンションを選ぶときの注意点を「夜景重視でタワーマンションを選ぶときの注意点」で紹介します。

Q.タワーマンションの魅力は夜景以外にもありますか?

A. タワーマンションには、夜景以外にも多くの魅力が詰まっています。物件選びのポイントとして、参考にしてみてはいかがでしょうか。詳しくは「夜景だけじゃない! タワマンの魅力」をご覧ください。

森野 夏美 ライター:森野 夏美

2022年よりライターとして活動。大手生命保険会社・保険代理店にて得た、保険営業の経験を活かし、金融系ジャンルをメインに執筆を行っている。理解しにくい分野もわかりやすく、正確で最新の情報を的確に伝えることが得意。