MANSION IN THE CITY SPECIAL FEATURE 都心エリアのマンション特集
代官山
高感度なカルチャーを発信し続ける街
代官山について
ABOUT
代官山エリアの概要
個人が経営するファッション・雑貨店、飲食店、カフェなど、こだわりのあるショップが多く並ぶ街。渋谷や恵比寿などの繁華街へも歩いて行ける距離にありながら、独特の文化を保ち続けています。かつて同潤会アパートがあった敷地には再開発によってタワーマンションが建ち、駅前の雰囲気が大きく変わりました。住宅街の中に小さなショップがあるなど、住と商が交じり合っているところも多いですが、互いを邪魔することなくうまく融合してなじんでいる印象です。
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東急東横線「代官山」駅東口よりエントランスまで徒歩2分。2007年度のグッドデザイン賞を受賞したマンションで、白の外観が洗練された代官山の街に上手になじんでいます。コンシェルジュサービスが受けられるほか、フィットネスやラウンジが備わっているなど充実した共用施設が魅力です。
もっと見る「ブリリア代官山プレステージ」を出て東急東横線の線路方面へ向かいます。歩道橋を使って線路の向こう側へ渡ると、複合施設である「代官山アドレス」の敷地が見えてきます。同潤会アパートの跡地を利用して完成したこの場所には、商業エリアと居住エリアがあります。「代官山アドレス ザ・タワー」は敷地内内唯一のタワーマンションで、36階建て、総戸数501戸という規模。別棟にはスーパーマーケットもあるので、日用品の買い物にも便利でしょう。
もっと見る「代官山アドレス」から「猿楽小学校裏」の交差点へ向かいます。交差点を左折して直進。「猿楽町」の交差点を過ぎると見えてくるのが「センチュリーフォレスト」です。「うぐいす住宅」という団地を建て替えて完成したマンションで、住宅な植栽は従前から引き継いだもの。敷地内には全6棟あり、そのうちの1棟がセンチュリーフォレストF棟となっています。ゲストルーム、ラウンジなどがあり、どの空間の意匠もスタイリッシュで満足感が得られる造りです。
もっと見る「猿楽町」の交差点に戻って右折します。その先に見えてくるのが磁器タイルの外観が印象的な「レオン代官山」です。4階建ての低層型マンションで、総戸数は34戸。玄関前にあるアルコーブが各戸に独立性を持たせています。室内の収納スペースだけでなくトランクルームが25区画分備わっているので、利用することですっきりとした居住空間が保てそうです。
もっと見る「レジオン代官山」の向かいに建っているのが1998年築、4階建ての「ヒルハイツ代官山」。専有面積は40~120㎡台と幅広く用意されています。地下1階には全戸分のトランクルームを完備。季節の物や趣味のグッズなどをしまうのに重宝しそうです。最寄り駅は東急東横線「代官山」駅。マンションのエントランスから駅へは徒歩6分で到着します。
もっと見る「ヒルハイツ代官山」を左に出て、「都立一商前」の交差点を左折すると「代官山T-SITE」があります。「代官山蔦屋書店」を中核とした商業施設で、雑貨店、玩具店、カフェ、クリニックなどが入っています。建物に目を向けると「T」の文字をモチーフにしたファサードが印象的。細部までこだわり抜いたデザインや商品のラインアップが訪れる人を楽しませてくれます。
「代官山T-SITE」から旧山手通り側に出て、左へ行くと「猿楽神社」があります。「代官山ヒルサイドテラス」にある神社で、緑に包まれた「猿楽塚」という高さ5mほどの円墳の上に鎮座しています。猿楽とは、平安時代中期から鎌倉時代にかけて行われた芸能のこと。「猿楽塚」が「猿楽町」の由来とされています。小さな神社ではありますが、荘厳な雰囲気は大小関係ありません。代官山巡りの締めくくりとして、ぴったりのスポットとなりました。
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代官山の魅力とは
個性的なショップが並ぶ代官山。来街者を飽きさせない魅力がたくさんで、今回も雑貨店やショップの前では何度も足を止めてしまいました。ここに住む魅力は、生活圏でいろいろな刺激が受けられること。クリエイティブな発想にもつながって、いいアイデアが生まれそうだなと感じました。
※この記事は2023年2月の情報を元に書かれています。
WRITERライター紹介
橋本 岳子(はしもと たかこ) 住まいと地域の評論家/福祉住環境コーディネーター
WRITERライター紹介
橋本 岳子(はしもと たかこ) 住まいと地域の評論家/福祉住環境コーディネーター
約20年間、不動産情報サービスの会社に在籍。独立後は、売買・賃貸・管理・投資など、不動産のさまざまな分野での執筆を行っている。また、2018年より東京都内の商店街を毎月取材し、地域の抱える問題点などについてもリサーチを続けている。