MANSION IN THE CITY SPECIAL FEATURE 都心エリアのマンション特集
東雲・有明
計画的に開発された臨海エリア
東雲・有明エリアについて
ABOUT
東雲・有明エリアの概要
東京の臨海副都心に位置しており、海を間近に感じられる開放感のあるエリア。大規模な複合商業施設や「有明テニスの森」などのスポーツ施設が点在しているのも特徴です。また、ユネスコスクール(※)に加盟している小・中学校があるなど、教育環境が整っていることも特筆すべき点でしょう。近年は、タワーマンションの建設が進み、人口は増加傾向にあります。
※ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校のこと
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ゆりかもめ「有明テニスの森」駅を出て、ゆりかもめの高架下を有明方面へ進みます。「有明コロシアム東」の交差点を右折すると見えてくるのが「ブリリアマーレ有明タワー&ガーデン」です。33階建て、総戸数は1,008戸の大規模タワーマンションで、2009年3月に竣工しました。1階には、コンビニエンスストアやクリニックが入居。最上階にあるジム、プール、スパからは眺望を楽しむことができます。公立の小中一貫校である江東区立有明西学園へは、エントランスから徒歩6分で到着します。
来た道を戻ると、すぐ右手に「有明コロシアム」が見えます。ここは「東京都立有明テニスの森公園」のセンターコートで、スライド式開閉屋根が備わった全天候型の施設。テニスだけでなく、様々なスポーツ大会やコンサート会場としても利用されており、車いす用の席やエレベーターも備わっています。観客席数は約10,000席と、そのスケールの大きさは圧巻です。
「有明コロシアム東」の交差点を渡って、そのまま進みます。「東雲一丁目」の交差点を超えると右手に見えてくるのが、イーストとウエストの2棟からなる「ダブルコンフォートタワーズ」です。無駄のないすっきりとした外観が特徴で、イーストの眼下には「東雲水辺公園」の敷地が広がっています。ゴルフレンジ、キッズルーム、コンベンションルームなど、ワンランク上の生活が実現する施設が整っているマンションです。
「ダブルコンフォートタワーズ」を出て、晴海通りへ向かいます。豊洲方面を進むと右手に見えてくるのが、レストラン街に名店の支店などが並ぶオフィスビル「豊洲フォレシア」です。ランチメニューなどが豊富で、多くの利用客の姿が見られました。前面にある広々とした緑が生い茂る歩道には、オブジェやベンチなどが備わっており、ゆったりとした時間を過ごす住民の姿も。東京メトロ有楽町線・ゆりかもめ「豊洲」駅からは徒歩1分の立地です。
「豊洲フォレシア」を出て、左へ。最初の交差点を右折し歩いていきます。左手にある「豊洲三丁目公園」を過ぎて右斜め前に目を向けると、「シティタワーズ豊洲ザツイン」のノースタワーとサウスタワーが見えてきます。緑が豊富な敷地内に建つ2棟の眼下には「豊洲運河」が広がっており、日常に緑と水が共存する環境。エコや省エネを意識した、ディスポーザー、エコジョーズなどの室内施設が充実しているタワーマンションです。
「シティタワーズ豊洲ザツイン」のすぐ裏手に流れているのが「豊洲運河」。遊歩道が設けられているので、運河沿いをウォーキングや犬の散歩などが日常的にできる環境です。毎年秋に開催されている、豊洲運河の船着場などを活用した「豊洲水彩まつり」は、運河クルーズや水陸両用バス、ゴムボートレースなどが体験できる、水辺に親しめるイベントとなっています。
「豊洲運河」を出て、晴海通りへ戻ります。ゆりかもめの高架下を「豊洲市場」方面へ歩いていくと、48階建てのマンション「ブランズタワー豊洲」があります。海の眺めと桜が楽しめる「豊洲公園」が向かいにある立地で、総戸数1,152戸からなるビックコミュニティ。エントランス前の車寄せ、スカイビューラウンジ、フィットネススタジオなど、ホテルライクな共用施設がそろっています。
そのまま進んでいくと、インパクトのあるロゴが掲げられた「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」の建物が左手に見えてきます。デジタルテクノロジーを駆使した、裸足で体ごと体感できるアート施設で、4つの巨大な作品空間と、2つの庭園からなっています。新感覚が味わえるとあって、国内外の観光客の姿も多く見られました。
「芝浦工業大学附属中学高等学校」の交差点を渡り、ひとつ目を左折。道なりに5分ほど歩くと、緑に囲まれた31階建てのタワーマンション「ベイズタワー&ガーデン」があります。1階にあるキッズガーデンは、建築家の手塚貴晴・手塚由比がデザインを担当。東雲運河が一望できるベイサイドラウンジも特徴のひとつです。ラウンジ&バー、パーティースペースなどの共用施設は最上階に備わっています。
ワンブロック先にあるのが「スカイズタワー&ガーデン」。上空から見るとY字型になっている建物で、総戸数1,110戸のビッグコミュニティです。ペット連れ用のエントランスを設置しており、ペットが苦手な方にも配慮。ジム、プール、ジェットバスと3つの施設が併設されたフィットネスエリアには、様々なマシンが配置されています。芝生が敷かれたエリアや東雲運河の遊歩道など、自然が日常にある環境です。
ゆりかもめの高架下へ戻り、有明方面へ歩いていくと「豊洲市場」へ到着します。公設の卸売市場で、築地市場の代替施設として2018年に場内が開場し、場外エリアでは和の雰囲気がただよう「千客万来施設」を建設中。2024年2月1日の開業へ向けて着々と工事が進んでいました。
FASCINATING
東雲・有明の魅力とは
どこに立っても、高層のマンションが視界に入ってきました。整備された公園や道路、商業施設と運河がマッチする臨海エリアで、豊かな日常が送れそうだなと感じました。
※この記事は2023年3月の情報を元に書かれています。
WRITERライター紹介
橋本 岳子(はしもと たかこ) 住まいと地域の評論家/福祉住環境コーディネーター
WRITERライター紹介
橋本 岳子(はしもと たかこ) 住まいと地域の評論家/福祉住環境コーディネーター
約20年間、不動産情報サービスの会社に在籍。独立後は、売買・賃貸・管理・投資など、不動産のさまざまな分野での執筆を行っている。また、2018年より東京都内の商店街を毎月取材し、地域の抱える問題点などについてもリサーチを続けている。
今回取り上げたマンションの一覧
ダブルコンフォートタワーズ
住所:東京都 江東区 東雲1丁目
アクセス:東京メトロ有楽町線 「辰巳」駅 徒歩6分 (ダブルコンフォートタワーズ)
築年月:2004年10月~2005年2月
総戸数:1149戸(合算)
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