白金・高輪

東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台」駅の2番出口を左へ進むと、個性的な外観が印象的な「シェラトン都ホテル東京」が見えてきます。
和の要素をふんだんに取り入れた484室の客室のほか、チャペル、神殿、宴会場、庭園などを有するホテルです。「都ヘルスクラブ」に入会すると、ホテル内の室内プール、フィットネスマシーン、サウナ・浴室、エステ＆リラクゼーションが利用可能。レストラン＆バーには、鉄板焼きや鮨、中国料理などの名店が揃います。

江戸時代初期は、徳川家七代に仕えた武士・大久保彦左衛門の屋敷だったという「八芳園」。「シェラトン都ホテル東京」に隣接する1万2,000坪の敷地内に、庭園や料亭、結婚式場などを有しています。料亭「壺中庵」は、フランス発祥のレストランガイドブック「ゴ・エ・ミヨ」にも掲載され、「素晴らしいレストラン」と評価されました。季節の移ろいが楽しめる庭園は無料で一般開放されているため、自由に散策可能。近くに住むことになったら、散歩コースに取り入れてみるのもいいかもしれません。

「八芳園」の目の前を通る「目黒通り」は、東京都港区から世田谷区までをつなぐ道路。沿道には、おしゃれな家具店や雑貨店、飲食店などが並んでいます。テラス席でのんびり過ごす人の姿も、目黒通り沿いでは日常の風景。地域のシンボルツリー、オープンスペースにある樹木など、緑が配された心地よい空間が広がっています。

外苑西通りの「白金台」交差点から「白金六丁目」交差点までの区間が、地名の白金(プラチナ)にちなんで「プラチナ通り」と呼ばれています。来た道を道なりに進むと突き当たります。
沿道にはおしゃれで個性的なカフェやアパレルショップ、飲食店などが並んでいて、秋にはイチョウ並木を見ながらゆっくりと散策が楽しめます。車で来街するときは、道路に備わっているパーキング・メーターのご利用を。
「プラチナ通り」を首都高速道路に向かって歩き、1本目の道を入ったところにある「ナザレ通り」。名前の由来は、ナザレ修道会・幼稚園がこの通り沿いにあったことと言われています。主に昔から建つ一戸建てやヴィンテージマンション、個人商店などが並ぶ通りで、昭和時代にタイムスリップしたような不思議な空間です。

東京の都心部に残る森、「国立科学博物館附属自然教育園」。「白金台どんぐり児童遊園」の裏手に位置し、広さは東京ドーム4.2個分、「天然記念物および史跡」に指定されています。また、「白金台どんぐり児童遊園」の裏手に位置している「国立科学博物館附属自然教育園」は、広さは東京ドーム4.2個分、「天然記念物および史跡」に指定されています。

ナザレ通りから都道305号芝新宿王子線(恵比寿通り)に出て、右に曲がると見えてくる高層の建物が「北里大学、北里研究所」です。「北里研究所」は、北里柴三郎が創立。1962年には、「北里大学」が開学しました。医学部、看護学部、獣医学部など、8学部16学科あり、「生命科学」に携わるエキスパートを育成しながら、チーム医療教育を推進しています。

「北里大学、北里研究所」を出てから、白金高輪駅方面に進むと右手にあるのが「白金の丘学園」です。曲線を生かした個性的なデザインは、2017年度のグッドデザイン賞を受賞。学ぶための動線が考えられた校舎には、室内温水プール、アリーナ、ホール、教科別の教室などがあります。小中一貫校ではありますが、中学からの入学も可能です。

都道305号芝新宿王子線(恵比寿通り)を東京メトロ南北線、都営三田線「白金高輪」駅に向かって歩き、「三光坂下」の交差点の次の信号を左へ進むと「白金アエルシティ」の一帯が見えてきます。住宅棟、オフィス棟、工場棟、店舗棟からなる複合施設で、店舗棟には、スーパーマーケット、クリニック、薬局、飲食店など、約30店が営業しています。