三谷 尚人
医療機器メーカーから
2016年中途入社
新卒で、ゼネコンに入社し、法人営業に従事していました。小さいころからお宅訪問系の番組が好きだったため、家に関わる仕事ができていることや、億単位の見積もりや交渉に携わって非常にやりがいを感じる一方、給与は個人ノルマの達成に関わらず、役職で一律支給される風土でした。そこで、営業としてモチベーションを維持し、実力を正当に評価される会社で活躍したいと考え、外資系の医療機器メーカーに転職。社会貢献性が高く仕事内容も魅力的で、自らの成績に応じた報酬を得られることに手応えを感じましたが、人の命に関わる仕事である故に、勤務時間は流動的で夜遅くに出勤することもあり、今後、結婚を想定したときに家族との時間は取れそうにないと感じました。
再度転職を考え、小さいころからこだわりがある家に関わる仕事で、働きやすさと給与体系の双方を満たす会社を探していた時に出会ったのが東急リバブルでした。最終的には、中途入社でも研修制度が充実していることが決め手となり入社しました。
入社してから現在まで、売買仲介営業に携わっています。初任配属であった月島センターに配属となって1年後、とあるお客様との出会いが強く印象に残っています。
きっかけは、1本のお電話でした。「マンションの売却を検討している」とお客様からご相談をいただき、売却時期は急いではいないが、いつにしようかと悩んでいるご様子でした。さらに、東急リバブルに問い合わせしたのが1社目で、他社には相談していないということも把握。物件はタワーマンションの最上階で、東京を代表する街のシンボルを一望できるお部屋だったため、すぐに売れるであろうと予想。そこで、お客様とお電話しながら、「これから伺います！」とお伝えし、30分後すぐにご自宅へ訪問させていただきました。基本的な事ですが営業として「スピード感」を常日頃から大事にしています。お客様からもその点を評価いただけたのではないかと思います。
商談では、まずは物件とは全く関係のない話題から切り出してトークを広げていき、どのような人生を過ごして今の住まいに暮らしているのか、住み心地をどう感じているのか、なぜ売却を考えるようになったのかなど、物件にまつわるエピソードを丁寧にお伺いしました。お客様の抱えている不安やお悩みを打ち明けていただいて信頼関係を構築したうえで、ぜひお役に立ちたいという熱意をお伝えしました。結果として、「三谷さんにお任せしたい」と即日売却のご依頼をいただきました。東急リバブルは海外にも拠点を設けており、海外のお客様のニーズも把握できる強みがあります。この物件は総額として1億を超える金額での販売スタートでしたが、海外ではこの物件のニーズが非常に高く、その海外ネットワークをきっかけに海外のお客様に大変気に入っていただき、販売開始から約1ヶ月で無事に成約につながりました。結果として売却できたことでお客様も非常に喜ばれ、今でも何かあれば連絡をいただける関係性です。
新卒で入社した会社にはインセンティブがなく、いまいちモチベーションが上がらない環境でしたし、反対に、転職した2社目は休みがない環境でした。仕事に精一杯取組みながらも、家庭を大切にできる環境を求めていた私にとってはどちらも極端でしたが、分業制によって生産性高く働くことができて、プライベートの時間も確保できる東急リバブルは理想的な会社でした。
自身のキャリアを積むために、ゆくゆくは、他事業部のポジションにチャレンジできるキャリアチャレンジ制度を活用して、法人顧客をメインとしたスケールの大きな取引にも挑戦してみたいと思います。そのためにも、まだまだ学ぶことがたくさんあります。例えば、2年目にも関わらず任せていただけた新卒社員の育成担当など、今は挑戦する機会に溢れているので一つひとつ全うしていくことで、充実したキャリア形成を実現させていきたいと思います。
