勝ち組のいない市場だからこそ、
私たちの伸びしろは無限大。
2009年に起きたリーマンショックでは、不動産業界全体が非常に大きなダメージを受けました。しかし、そこから10年にわたり、政策的な後押しや低金利を代表とした金融的な好環境を追い風として業界全体は順調に拡大を続けてきました。では今後、この追い風はどうなるのか。これまで好調の要因となっていた政策や金利、五輪特需などは循環的なものです。むしろ当社が見据えているのは業界構造。不動産流通業界全体のシェアを100としたとき、いわゆる「大手」と言われる企業を集めても30~40%程度のシェアに留まります。つまり、どこか1社が寡占しているわけでもないため、どこが勝ってもおかしくない。そういった意味では私たちの伸びしろは無限大であると考えています。
お客様と距離の近い場所にいる私たちには、
時代に合わせて変化し続ける使命がある。
業界を遡ると、変化の傾向が見えてきます。かつては新築・中古という2軸で語られてきたマーケットですが、リノベーションという概念が生まれ、今では存在感を発揮しています。また、郊外の大きなマイホームに住みたいといった憧れも、今ではお子さんを育てた後には駅に近いマンションに引っ越したり、マルチハビテーションとして、複数の家を所有することを望むお客様も増えました。暮らしに関するニーズは必ずしも単純なものではなく、個別化・複雑化しています。多様性を尊重する傾向が高まる現代では、これらの流れは今後さらに加速していくのではと予測できます。
当社は東急不動産ホールディングスグループの中で、不動産流通業を担い、お客様に近い立場で不動産情報を把握し、個別化・複雑化したニーズに対して適切な解決策をご提供する立場。その意味ではやはり「仲介だけ」「新築だけ」という一本足の事業構造ではなく、その時代の流れにあわせて、幅広く事業を展開しつつ、新たなサービスと商品を提供していくことが使命だと考えています。
柔軟に変化の波に乗りたい方へ。
当社の門戸は常に開いている。
当社は、「3つの業界No.1」というビジョンを掲げています。その中でお客様だけでなく社員に対する指標として「働きがいNo.1」を目指しています。「この会社は働きがいがある」という意識は当然、個人差があってしかるべき。ですが、私自身は、努力が結果に結びつき、正当な評価が得られることや、会社全体の事業が拡大する中で、連帯感・一体感を持って前に進めることが重要ではないかと考えています。大前提として、そのような基本的な部分を踏まえながら、一人ひとりの多様性に対応していきたい。
また、当社にはコミュニケーションを重視する風土があります。これは、社員一人ひとりの働きがいを追求する意味もあれば、会社としてお客様の変化をいち早く捉える意味でも重要です。私自身、定期的に現場に出向き、直接社員と話すことで、様々な変化を見逃さないよう心掛けていますし、積極的に意見を言っていただける社員を歓迎しています。
私たちを取り巻く環境の変化は激しさを増していますが、ともにこの変化の波を乗り越える気概のある方にぜひ門をたたいてほしいと思います。