キャリアの道は
自分で開く。

不動産業界に興味はありましたが、具体的にどんな仕事がしたいか、明確なビジョンはありませんでした。だから東急リバブルの「キャリアチャレンジ制度」は私にぴったり。まずは賃貸職として入社し、経験を積んだ後に総合職に転じて自分のやりたい仕事にチャレンジすればいいと思ったんです。私の強みは誰とでもコミュニケーションがとれることです。賃貸業務で幅広い層のお客様と接することでこの強みに磨きをかけられると同時に、交渉力や調整力なども身につくのではと考えました。就活時にキャリアプランを決め切れていなかった私にとって「キャリアチャレンジ制度」は、とても魅力的な制度でした。

実際に「キャリアチャレンジ制度」を活用して賃貸職から総合職への転換を決心したのは、入社6年目のことでした。ウェルスクエア計画部の業務に、賃貸職として磨いてきた私のスキルや知識が活かせるのではないかと考え、思い切って踏み出すことにしたのです。部署を変わるということは、受け入れる側から必要とされる人材と認められなくてはならないということ。自らキャリアを開いていきたいという強い思いとあわせて私は、自分の経験を活かしてウェルスクエア計画部にいかに貢献できるかを面談の場でアピールしました。こうした姿勢が評価され、総合職への転換が認められました。東急リバブルは幅広い事業を行っているため、部署によってはまったく違う会社の仕事のようです。同じ会社にいながらまるで転職したようなチャレンジができました。仮に転換に踏み切らなくても、自分の歩みの振り返りやキャリアビジョンを見つめ直す機会になるという点でも「キャリアチャレンジ制度」には大きな価値があります。

ウェルスクエア計画部では事業用用地を仕入れて投資用賃貸マンションを建設。満室稼働させ、投資用一棟レジデンス『ウェルスクエア』として投資家やファンド等に販売しています。「この土地にどんな建物を建てたら利益の最大化をはかれるか」を考え、高い付加価値をつけて販売するという、当社ならではのユニークなビジネスモデルです。私はここで建物の企画を担当。エリア特性から賃貸ニーズを読み、単身者用がいいのか、それともファミリー用が向いているのか、間取りや内装はといった検討を行っています。賃貸職として培ってきた経験を活かせているという実感は嬉しいものです。設計者やデザイナーといった建築のプロフェッショナルたちを一つのチームとしてまとめ上げなくてはならず、私自身に建築の専門性が求められることも、やりがいのあるチャレンジです。

土地の仕入れからマンションの売却まで、一つの案件に最低でも2年はかかります。総合職に転じてまだ2年未満の私にとっては、まずは一つの案件を最初から最後までやりきることが目標です。その後は不動産投資・開発のプロとして誰もが認める存在になりたいと思っています。また建築物省エネ法に合致した建築物も手がけたいと考えており、事業を通じて社会課題の解決に貢献することもこれからのテーマです。不動産業界に憧れはありつつも、自分に何ができるか、わからないまま入社した私が、今では明確なビジョンを抱いて日々の仕事に取り組んでいます。