市況・マーケット
~東急リバブル不動産鑑定士が見る~「平成26年 相続税路線価」-2
2014年7月11日
~東急リバブル不動産鑑定士が見る~「平成26年 相続税路線価」-2
- 全国・都道府県の傾向
- トピックス
- 路線価データの活用
III.トピックス
不動産投資信託(REIT)が地価上昇を牽引
日銀の金融緩和により資金調達がしやすい環境が整い、2013年のREITの取得額は過去最高となりました。
これらREITの取引が地価上昇を牽引している状況となっています。
2020年 東京五輪への期待感
2020年に開催が決まった東京五輪への期待感から、会場に近い港区、中央区、江東区の湾岸エリアでは上昇が顕著となっています。
名古屋駅周辺の再開発に期待感
全国の都道府県庁所在地の最高路線価の中で上昇率トップとなったのは名古屋(前年比10%増)です。
リニア中央新幹線の開通を13年後に控え、名古屋駅周辺で複数の大型再開発が進んでいることが大きな要因となっています。
日本一高い土地
東京都中央区銀座5丁目の鳩居堂前が29年連続で最高となりました。
その価格は、1平方メートル当たり2,360万円(前年比9.7%増)となり、はがき一枚サイズで約35万円となります。