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三鬼、都心5区の平均空室率が再び改善

2011年01月07日

 三鬼商事が6日発表した昨年12月時点の「東京都心5区の最新オフィスビル市況」(基準階100坪以上、新築ビル47棟、既存ビル2598棟)によると、都心5区の平均空室率は前月比0・13ポイント改善し、8・91%となった。空室率の改善は2カ月ぶり。大型新築ビルの空室率も前月より改善し、10%台を保った。

 大型新築ビルの空室率は、2・55ポイント改善し13・63%。同空室率は、昨年4月に40%を超えたが、9月から4カ月連続で改善。同社は、「大型新築ビルのオフィス需要は堅調に推移し、7月以降は満室や高稼働したビルが増えた」と分析している。大型既存オフィスビルは0・07ポイント改善し8・83%だった。

 都心5区の大型ビルの平均月額賃料は、前年同月比1393円下落の1万7585円。大型新築ビルは前年同月比3845円、前月比263円下落の2万2739円。大型既存ビルはそれぞれ1370円、32円下落の1万7447円。

(提供:日刊不動産経済通信)

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