リバブル、筑西市からビル売却業務受任
2011年01月17日
東急リバブルは、茨城県筑西市から市が所有する不動産の売却アドバイザリー業務と売却業務を13日付で受任した。対象不動産は、JR水戸線下館駅前に立地する地下1階地上7階建ての「スピカビル」の土地・建物。市が示す売却参考価格は4億3820万円。
同ビル(筑西市丙360番)は91年竣工、市施行の再開発ビルで、敷地面積4670・34m²、延床面積2万5474・97m²。当初保留床のほとんどを商業施設運営のマイカルが保有していたが、その後市がマイカルの持分を取得、現在では9割5分以上の持分を市が保有している。地上6階部分のみ市の商工会議所が区分所有しており、それを除いた部分(土地4563・31m²、建物1万9052・33m²)を売却する。筑西市は昨年5月に売却入札を行ったが成約に至らず、今回が2度目の取組みとなる。
リバブルは、市場調査から売却方法の提案までを行うアドバイザリー業務と、契約相手方の探索から事後対応までを含む売却業務について市から受任。報酬額はアドバイザリー業務が390万円、売買業務が成約価格の3%プラス6万円。
(提供:日刊不動産経済通信)