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住宅エコP、利用好調で期限前消化も

2011年01月17日

―国交省、月100億円超申請で推移

 住宅エコポイント制度の利用が好調だ。ポイント申請が月当たり100億円超で推移し、申請期限前に発行を締め切ることになるようなペースで申請状況が推移している。今年から制度を拡充し、ポイント対象に住宅用太陽熱利用システム、節水型便器、高断熱浴槽の3つを追加。今後も申請数が好調に推移しそうだ。

 住宅エコポイント制度は、09年度の第2次補正予算で1000億円を計上。当初は10年12月31日までに工事に着手したものを対象としていたが、経済対策としてこれを11年12月31日までに延長。予算も上乗せし、住宅エコポイントは現在、10年1月(住宅の新築は09年12月8日~)から11年12月末まで工事着手したものを対象に、予算2442億円の事業となっている。

 国交省が発表した昨年12月の住宅エコポイントの申請状況は、新築が2万9345戸、リフォームが4万4485戸。新築は1戸当たり30万円分のポイントが付与されることから、12月は新築だけで約90億円分の申請があったことになる。リフォームは、種類・規模によってポイントが異なるが、これまでの発行状況をみると1戸当たり5万6799ポイントとなっている。これをもとに計算すると、12月のリフォームのポイント申請は約25億円分となり、新築との合計で約115億円分が12月に申請されたことになる。

 10年全体では、新築16万7195戸、リフォーム24万2455戸で、合計約640億円分のポイント申請があった。昨年10月から3万戸前後で推移している新築の申請数や、リフォームでの申請数が増加傾向にあることなどを考えると、「期限前に申請を打ち切る可能性もある」(国交省)。

(提供:日刊不動産経済通信)

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