レインズ、中古マンション成約件数増加
2011年01月17日
東日本不動産流通機構が14日発表した「月例速報マーケットウォッチ」によると、10年12月の中古マンションの成約件数は前年同月比4・5%増の2265件で、8カ月ぶりに前年同月を上回った。新規登録件数は9カ月連続、在庫件数は6カ月連続で前年同月を上回った。
中古マンションの成約平均面積は64・80m²、平均築年数は17・69年。成約m²単価は4・7%上昇の40・26万円、成約平均価格は4・0%上昇の2608万円でともに12カ月連続で上昇した。中古マンション成約件数を都県別でみると、東京都が前年同月比5・1%増の1030件、神奈川県が9・0%増の667件、埼玉県が4・0%増の262件、千葉県が5・3%減の306件。東京都と神奈川県は2カ月連続の増加。
新規登録件数は、前年同月比26・6%増の1万1697件。東京都で9カ月連続、神奈川県で10カ月連続、埼玉県で6カ月連続、千葉県で5カ月連続で増加した。在庫件数は3万4324件。減少を続けてきた埼玉県で増加に転じるなど、全都県で増加した。
(提供:日刊不動産経済通信)