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リフォームプラン付中古住宅で市場拡大

2011年01月25日

―国交省、中古・リフォームの総合プラン

 国土交通省は、政府が新成長戦略で目標に掲げた「中古住宅・リフォーム市場の倍増」に向け、中古・リフォーム市場の総合プランを策定する。老朽化マンション対策として、「改正マンション標準管理規約」「修繕積立金ガイドライン」なども策定。市場活性化と安心・安全のストック形成の両立を図る。

 国交省は、総合プラン策定に向けて、市場関係者を中心に構成する検討会を設置。2月上旬に初会合を行う予定。検討会では、中古・リフォーム市場拡大に向けた施策について議論する。施策の1つとして、「建築条件付住宅」のリフォーム版とも言える「リフォームプラン付き中古住宅」などの販売普及を検討しており、融資や保険制度などについて議論される見通し。

 さらに、老朽化マンション対策として、国交省は、「改正マンション標準管理規約」「修繕積立金ガイドライン」を策定する。「改正マンション標準管理規約」は現在パブリックコメントを募集中。「修繕積立金ガイドライン」は、多様なマンション形態に対応できるガイドラインとする方針。いずれも3月をメドに公表する方針を示している。また、老朽マンションの改修に係る決議要件の適用関係を整理し、今年度中に公表する方針。さらに、マンション管理適正化法の改正も視野に、新たなマンション管理ルール策定に向けた議論も開始する。

 「中古住宅・リフォーム市場の倍増」は、新成長戦略に掲げられた目標。政府の新成長戦略実現会議は21日、新成長戦略の進捗状況をフォローアップし、中古・リフォーム市場の活性化に向けた施策を確認した。

(提供:日刊不動産経済通信)

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