住宅エコP、新対象の発行件数は僅少
2011年02月14日
国土交通省が10日まとめた1月末時点の「住宅エコポイント事業の実施状況」によると、1月のポイント申請戸数は、新築が前月比2・8%増の3万162戸、リフォームが13・5%減の3万8464戸だった。住宅エコポイントは1月からポイント対象を拡充。従来は、新築のエコ住宅や断熱改修、バリアフリーを対象としていたが、「太陽熱利用システム」「節水型トイレ」「高断熱浴槽」の住宅設備も対象に追加した。
1月のポイント発行状況をみると、新築が2万9911戸で約90億ポイント(1ポイント=1円相当)、リフォームが3万9336戸で約22億ポイント。1月から対象に追加した住宅設備へのポイント発行件数は少数で、太陽熱利用システムがゼロ件、節水型トイレが7件、高断熱浴槽が2件だった。住宅設備にはそれぞれ2万ポイントが発行される。
(提供:日刊不動産経済通信)