東急不と三井不レジ、「和泉府中」竣工

　東急不動産と三井不動産レジデンシャルが共同で開発した大阪府和泉市の超高層マンション「和泉府中レジデンスタワー」（総１５０戸）がこのほど竣工した。和泉市初のタワーマンションとして人気を集め、竣工前に全戸完売となった。

　「和泉府中」（和泉市府中町１―20―３）は、ＪＲ阪和線和泉府中駅から徒歩４分。和泉府中駅東第一地区第二種市街地再開発事業「フチュール和泉」の特定建築者である両社が商業・公益施設棟などとともに開発にあたった住宅棟。１５０戸の住戸は、間取りが２ＬＤＫ～４ＬＤＫ、専有面積が64・61～86・92m²で、販売価格は２０９０万～３８４０万円。購入者の属性をみると、居住地は和泉市内が52・０％と過半を占め、年齢は30歳代が34・５％で最も多いが、次に多かったのが60歳以上の23・７％で、比較的高齢層の割合が高かった。そのほか、40歳代が17・３％、20歳代が15・１％、50歳代が９・４％となっている。