レインズ、中古マンション成約は5%減
2011年08月11日
東日本不動産流通機構が10日発表した7月の「首都圏不動産流通市場動向」によると、中古マンションの成約件数は前年同月比で5カ月連続の減少となったが、減少幅は4カ月連続で縮小した。中古戸建ては5カ月ぶり、新築戸建ては2カ月ぶりのそれぞれプラス。土地(100~200m²)は2カ月ぶりのマイナス。
中古マンションの成約件数は5・1%減の2334件。埼玉県のみが3・9%増で5カ月ぶりのプラス。成約平均価格は3・4%下落の2480万円。m²単価は2・9%下落の38・32万円。新規登録物件数は28・2%増の1万4943件で16カ月連続増。
中古戸建ての成約件数は0・3%増の878件。成約平均価格は2・6%下落の2966万円。新築戸建ての成約件数は25・2%増の378件で、成約平均価格は5・6%下落の3420万円。土地の成約件数は4・5%減の448件、成約平均価格は1・0%上昇の2863万円、m²単価は0・9%上昇の20・36万円。
(提供:日刊不動産経済通信)