レインズ、中古マンション成約は3%減
2011年10月12日
東日本不動産流通機構が11日発表した9月の「首都圏不動産流通市場動向」によると、首都圏中古マンションの成約件数は前年同月比7カ月連続の減少となったが、減少幅は6カ月連続で縮小した。中古戸建ては5カ月ぶり、新築戸建ては3カ月ぶりに前年同月を下回った。土地(100~200m²)は2カ月連続のプラス。
中古マンションの成約件数は3・6%減の2513件。東京都は横ばいの1156件、その他の県はマイナス。成約平均価格は2・5%下落の2515万円。m²単価は2・2%下落の38・77万円。新規登録物件数は25・2%増の1万5383件で18カ月連続増。中古戸建ての成約件数は3・0%減の911件。成約平均価格は2・5%下落の3003万円。新築戸建ての成約件数は10・4%増の381件で、成約平均価格は1・7%上昇の3479万円。土地の成約件数は5・9%増の450件、成約平均価格は1・5%下落の2737万円、㎡単価は2・8%下落の18・85万円。
(提供:日刊不動産経済通信)