東急、鷺沼で３８９戸の分譲マンション

　東京急行電鉄は、22日から川崎市宮前区で総戸数３８９戸の分譲マンション「ドレッセ鷺沼の杜プライムフォレスト」の販売を開始する。同社単独の分譲マンション事業では過去最大規模となる。

　横浜市都筑区に移転した「サレジオ学院」の跡地２・６万m²を開発する。東急田園都市線「鷺沼」駅徒歩９分、「たまプラーザ」駅徒歩15分の立地。地上８階建てで間取りは２ＬＤＫ～４ＬＤＫ、専有面積は82・53～１１０・02m²。第１期販売は１２０戸、販売価格は５０００万～８４９０万円、最多価格帯は５８００万円台、平均販売坪単価は２２０万円。事前反響は資料請求２５００件、モデルルーム来場者は１２００組。13年10月下旬引渡し予定。

　既存樹木の保存や屋上庭園などで緑化面積30％以上を確保。建物や敷地内駐車場の一部を防災拠点とし、防災備蓄倉庫やマンホール型防災トイレ、受水槽の緊急時利用システム、情報確保の手段としてインターホン緊急地震速報システムなどを設ける。このほか、同社のマンションとしては初のカーシェアシステムや電動自転車のシェアシステムを導入、東急セキュリティの子供見守りサービス「エキッズ」を１年間無料で提供する。