レインズ、中古マンション成約再び減少
2011年12月13日
東日本不動産流通機構が発表した11月の「月例速報マーケットウォッチ」によると、首都圏中古マンションの成約件数は前年同月比3・9%減となり、前月の増加から再び減少に転じた。新築戸建ては5カ月ぶりに前年同月を下回った。中古戸建ては2カ月連続で前年同月を上回り、土地(100~200m²)は4カ月連続のプラス。
中古マンションの成約件数は前年同月比3・9%減の2497件。東京都は4・2%減の1143件、神奈川県は0・3%減の712件、埼玉県は0・9%増の342件、千葉県は15・0%減の300件。成約平均価格は7・2%下落の2470万円。m²単価は5・4%下落の38・18万円で3カ月連続で下落。新規登録物件数は17・9%増の1万4834件で20カ月連続で増加している。
中古戸建ての成約件数は5・4%増の910件。成約平均価格は0・1%上昇の3027万円で、3カ月連続の上昇。新築戸建ての成約件数は4・4%減の350件、成約平均価格は1・8%上昇の3354万円。土地の成約件数は5・1%増の394件で、東京都と神奈川県が増加、成約平均価格は3・1%上昇の2966万円、m²単価は4・0%上昇の21・13万円。
(提供:日刊不動産経済通信)