東急、入居者向け生活支援を戸建てにも

　東京急行電鉄は、入居者向け総合生活支援サービス「プレミアムデイズ」を、４月以降に引渡す全ての新築戸建て分譲住宅に標準装備する。「プレミアムデイズ」は、昨年12月以降に引渡しを開始した自社ブランド分譲マンション「ドレッセ」シリーズに先行導入している。

　サービスメニューは、学童保育や高齢者見守りなど育児・住まいサポート、スポーツ施設やホテルなどの優待利用、ＴＯＰ＆カードのポイント優待など。これまで３物件に導入済み。戸建てへの導入第１弾は、４月に引渡しを開始する「ノイエ南町田ベリーズフィールド第３期」。戸建て独自のサービスとして、ガーデンリフォームや庭園管理などを導入する。なおマンション独自のサービスとしては訪問家事手伝いなどがある。いずれも入会金・年会費は無料。

　同社では、「新規分譲物件だけでなく、過去分譲した顧客に対してもアプローチを図り、今後５年間でマンション・戸建て合わせて５０００戸の入会を目指したい」（住宅事業部）としている。