レインズ、中古マンション成約が再び減

　東日本不動産流通機構が発表した１月の首都圏中古マンションの成約件数は前年同月比３・３％減の２３０５件で、前月の増加から再び減少に転じた。新築・中古戸建ても前年同月を下回った。土地（１００～２００㎡）は６カ月連続のプラス。

　中古マンションのエリア別成約件数は、東京都が２・６％増の１１２８件、神奈川県が４・４％減の６１５件、埼玉県が５・２％減の２９２件、千葉県が18・９％減の２７０件。成約平均価格は２・０％下落の２５３３万円。㎡単価は２・５％下落の38・78万円で７カ月連続で下落。新規登録物件数は16・７％増の１万５９３９件で22カ月連続の増加。在庫物件数は25・６％増の４万４７７１件。

　中古戸建ての成約件数は６・３％減の７５６件で４カ月ぶりのマイナス。成約平均価格は５・６％下落の２８９６万円。新築戸建ての成約件数は２・４％減の３２６件、成約平均価格は２・７％上昇の３４０６万円。土地の成約件数は５・５％増の３４８件で、成約平均価格は３・９％下落の２８１５万円、㎡単価は０・９％下落の20・18万円。