中古マンション成約が前月比大幅に増加
2012年05月14日
東日本不動産流通機構がまとめた4月の首都圏中古マンションの成約件数は、前年同月比16・4%増の2628件で、震災直後の前年同月を大きく上回った。中古・新築戸建て、土地(100~200m²)も前年同月比プラス。
中古マンションのエリア別成約件数は、東京都が21・4%増の1232件、神奈川県が11・0%増の686件、埼玉県が14・3%増の359件、千葉県が12・9%増の351件といずれも大幅に増加。成約平均価格は0・7%上昇の2520万円。m²単価は0・5%下落の38・41万円で10カ月連続で下落。新規登録物件数は8・1%増の1万5608件で25カ月連続の増加。在庫物件数は19・5%増の4万5249件。
中古戸建ての成約件数は16・4%増の909件。成約平均価格は6・5%上昇の3000万円。新築戸建ての成約件数は1・6%増の323件、成約平均価格は0・6%上昇の3437万円。土地の成約件数は11・8%増の398件で、成約平均価格は7・7%下落の2627万円、m²単価は6・3%下落の18・72万円。
(提供:日刊不動産経済通信)