中古マンション成約が３カ月連続で増加

　東日本不動産流通機構がまとめた５月の首都圏中古マンションの成約件数は、前年同月比４・５％増の２３５３件で、震災直後の前年同月を上回った。中古・土地（１００～２００m²）も前年同月比プラス、新築戸建てはマイナス。

　中古マンションのエリア別成約件数は、東京都が11・３％増の１０８５件、神奈川県が５・８％減の６３６件、埼玉県が２・２％増の３２４件、千葉県が８・５％増の３０８件。成約平均価格は３・２％下落の２４４９万円。m²単価は３・２％下落の37・64万円で11カ月連続で下落。新規登録物件数は４・７％増の１万４８５９件で26カ月連続の増加。在庫物件数は16・４％増の４万５４０３件。

　中古戸建ての成約件数は６・２％増の９０４件。成約平均価格は２・９％下落の２８７９万円。新築戸建ての成約件数は４・５％減の３８２件、成約平均価格は４・８％下落の３４４０万円。土地の成約件数は３・８％増の４４２件、成約平均価格は８・１％上昇の２６３５万円、m²単価は７・３％上昇の20・54万円。