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東急、次世代郊外街づくりを美しが丘で

2012年06月25日

―モデル地区に選定、市と共同でセミナー

 高齢化社会に対応した郊外住宅地の再生型街づくり「次世代郊外まちづくり」を共同で進める東京急行電鉄と横浜市は、第1弾モデル地区として横浜市青葉区の「美しが丘」を選定した。街づくり推進に向けたキックオフフォーラムを7月に開催する。

 「次世代郊外まちづくり」は、地域住民や団体との連携、協働により、地域の交通や医療介護のあり方などインフラの部分と、空き家の活用や老朽化団地の建替えなどで新たな住まい方を再構築し、少子高齢化社会の様々な課題を一体的に解決していくもの。横浜市と東急は、必要に応じ既存の制度にとらわれない手法や制度を提案、実践していく。

 対象地区は美しが丘のうち、田園都市線たまプラーザ駅北側の1~3丁目(約120ha)。同エリアは田園都市線沿線で初期に開発された地区の一つ。選定理由は、開発後50年が経過し、住民の高齢化・建物老朽化が進んでいること、戸建てのほか、大規模な団地や社宅、商業施設などが集積し、一体的な街を形成していること、建築協定やボランティアセンターの設置など住民主導型で先進的な取り組みが行われていることなど。住民や関係団体と協議を行いモデル地区に決めた。

 モデル地区在住者、在勤者を中心としたメンバーで「次世代まちづくりキックオフフォーラム~Re郊外・発想の転換と市民の行動で郊外は魅力的に生まれ変わる!」を7月14日に、たまプラーザテラスプラーザホールで開催する。東京大学工学部の大方潤一郎教授による講演などのほか、地域住民とのワークショップなども開催し、来年3月に「次世代まちづくり構想」を策定する予定。

(提供:日刊不動産経済通信)

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