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東急電鉄、線路跡地に賃貸住宅を建設

2012年08月09日

―全戸にエネファーム、防振対策に注力

 東京急行電鉄は東京・品川区で、同社ブランドの賃貸住宅「スタイリオ」の14棟目となる「スタイリオ武蔵小山」(総戸数15戸)を9月1日にオープンする。東急目黒線の地下化で生じた線路跡地に建設。連続立体交差で生じた土地で同社が住宅を建設するのは初めて。建物の下に線路があるため振動対策を施したほか、新築賃貸住宅では日本初めて全戸に燃料電池「エネファーム」を設置している。

 同物件(品川区小山台1―33―1)は不動前駅から徒歩7分、武蔵小山駅から徒歩8分の立地。線路の地下化で生じた場所に建設。隣接地にはコンビニエンスストアを誘致した。武蔵小山駅から同物件まで遊歩道が伸びており、同物件の前は歩行者が通行可能で、流れを切らないようにしている。敷地面積1335・1m²、東棟9戸、西棟6戸からなり、いずれも2階建ての長屋形式。延床面積は882・68m²。直下が線路であることから、「スタイリオ」シリーズで初の木造とし軽量化した。捨コンを敷き詰めた上に防振素材「シロマーブロック」を2層敷き、その上に建物を建設することで防振対策を施した。

 専有面積は50・15~78・58m²、間取りは1LDK~3LDK。月額賃料は管理費込みで16万1000~23万円。建築費に対する表面利回りは10%超。全戸にエネファームを搭載することで、年間光熱費を約50m²の2人世帯で約3万5000円、約70m²の4人世帯で約4万7000円の削減となる。通常より3割程度低減できる。共用部向けに9・8kWの太陽光発電システムも搭載している。チラシやネットによる入居者募集を近く開始する。

(提供:日刊不動産経済通信)

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