東急不・三井不レジ、川口駅圏で再開発
2012年08月16日
―360戸の超高層Mなど、災害時対応も
東急不動産と三井不動産レジデンシャルは、川口市のJR川口駅エリアで市街地再開発事業による地上31階建て超高層分譲マンションプロジェクト「サウスゲートタワー川口」(総戸数360戸、うち非分譲住戸13戸)を発売する。9月8日から、モデルルームをオープンする。
川口市金山町12番地区の第一種市街地再開発事業で、施行面積約1・1ha。敷地面積8500m²超に、超高層の住宅棟のほか、商業施設やクリニックモール、次世代産業育成施設(オフィス)で構成する予定の商業・業務棟のほか、コミュニティの形成を狙って2000m²超の緑地を整備する。超高層棟は、延床面積4万2000m²規模。1階には、子育て支援施設を併設する予定。
東急不と三井不レジは参加組合員として参画し、マンション分譲などを行う。価格は未定。両社の事業割合は東急不55%、三井不レジ45%。販売開始は11月中旬の予定。販売は東急リバブルと三井不動産レジデンシャル。制震装置や地盤を固める「サンドコンパクションパイル工法」を採用、同市初の災害時帰宅困難者一時受入れも行う。
JR京浜東北線・川口駅から徒歩9分、埼玉高速鉄道・川口元郷駅からは徒歩12分。間取り・専有面積は2LDK~4LDK・55~100m²の予定。設計・監理・コーディネートは(株)ジーエー建築設計社(川口市、田辺潔・代表取締役)、施工は鹿島。昨年12月に着工しており、マンション引き渡しは、14年3月下旬の予定。再開発組合は、06年に参加組合員と協定を結び、10年に設立、昨年8月に権利変換認可を得た。
(提供:日刊不動産経済通信)