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三洋Hと東急不、守口で大型マンション

2012年08月20日

―296戸、大規模駅前再開発の最終事業

 三洋ホームズと東急不動産は、大阪・守口市で総戸数296戸の大型分譲マンション「サンマークス大日ステーションレジデンス」のモデルルームを18日からオープンした。同物件は、06年から開始した約10・7haの三洋電機淀川事業所跡地開発の最終プロジェクトで、まちづくりと一体で開発を進めている。最寄り駅まで徒歩1分の好立地に加え、託児施設を併設するなど、生活面にも意識を払った。事業比率は、三洋ホームズが60%、東急不動産が40%。

 同物件(大阪府守口市大日東町100-8)は、大阪市営地下鉄谷町線・大阪モノレール大日駅から徒歩1分。大阪市の東梅田駅までは直通で18分。RC造(一部SRC造・S造)地上20階地下1階建て。間取りは2LDK~4LDK、専有面積は64・34~92・86m²。18日から集客と予約申込みを始め、契約行為は9月から開始する。販売価格は未定。

 未就学児童を抱える世帯が増えることを見越して、マンション内に託児施設(定員30~50名)も整備する。託児所の運営は関連会社の三洋ホームズコミュニティ。環境にも配慮したつくりとしており、省エネルギー対策等級で最高ランク4を取得する予定。LED照明やエコキュートなどの省エネ設備を積極的に採用したオール電化仕様としている。

 同物件の開発も含めた大日駅前再開発では、既に7棟・1163戸の販売(いずれも東急不動産との共同事業)が終了している。再開発エリアには、「イオンモール大日」が入っているが、今後も商業施設や医療モールなどを誘致する。

(提供:日刊不動産経済通信)

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