リバブル調べ、武蔵小杉の地価が上昇中

　東急リバブルは５日、「第３回『東急沿線』定点観測データ」（今年４～９月）を発表した。東京急行電鉄沿線の住宅地33地点、中古マンション34地点を観測ポイントとし、標準的な価格を算出。価格変動率は住宅地が前期（昨年９月～今年３月）比＋０・５％、前年同期比△０・４％、中古マンションがそれぞれ＋０・２％、△０・５％で、今期に入り上昇傾向となった。武蔵小杉駅周辺が牽引した川崎市では全ての数値がプラスとなった。

　エリア別にみると、住宅地は東京都区部が前期比＋０・５％、前年同期比△０・５％、横浜市が＋０・５％、△０・６％、川崎市がいずれも＋１・０％、その他が＋０・６％、△０・７％。中古マンションは都区部が＋０・１％、△０・６％、横浜市が＋０・２％、△０・８％、川崎市が＋０・７％、＋０・４％、その他が＋０・２％、△０・４％。住宅地、中古マンションとも川崎市の上昇率が高く、とりわけ東横線・目黒線の武蔵小杉駅は住宅地で＋１・６％、＋２・７％、中古マンションは＋１・０％、＋１・６％と、伸び率が大きい。