首都圏中古マンション成約の増加が続く

　東日本不動産流通機構が12日発表した10月の首都圏中古マンションの成約件数は、前年同月比２・８％増の２７４４件で、２カ月連続で増加した。中古戸建ても２カ月連続の増加。土地（１００～２００m²）は15カ月連続の増加となった。

　中古マンションのエリア別の成約件数は、東京都が０・９％増の１２７９件、神奈川県が２・５％増の７４１件、埼玉県が横ばいの３４０件、千葉県が13・３％増の３８４件。成約平均価格は０・５％下落の２５０９万円。m²単価は１・４％下落の37・98万円。新規登録件数は２・９％減の１万５３９５件で３カ月連続減。在庫件数は４・９％増の４万５３２１件。

　中古戸建ての成約件数は１・４％増の１０２２件。成約平均価格は３・９％下落の２８９６万円。新築戸建ての成約件数は32・６％増の４７６件で５カ月連続の増加、成約平均価格は０・８％上昇の３４５３万円。土地の成約件数は29・２％増の５４９件で、成約平均価格は７・１％下落の２７３６万円、m²単価は８・７％下落の19・32万円。