首都圏の分譲マンション賃料が再び下落
2012年11月16日
東京カンテイが14日発表した10月の「3大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移」によると、首都圏のm²当たり賃料は前月比0・7%下落の2461円で、2カ月ぶりに下落した。近畿圏も0・5%下落の1677円で2カ月ぶりの下落。
首都圏のエリア別のm²当たり賃料は、東京都が0・7%下落の2880円、神奈川県が0・4%下落の2034円、埼玉県が0・5%上昇の1612円、千葉県が0・7%下落の1499円。都市別では、東京23区が0・9%下落の2979円。横浜市が0・4%下落の2158円、さいたま市が1・4%上昇の1793円、千葉市は0・1%下落の1461円。さいたま市は大宮区や中央区で築浅物件が増加したことが上昇につながった。
近畿圏は、大阪府が0・1%下落の1746円、兵庫県が0・9%下落の1626円。大阪市は0・6%下落の1921円、神戸市は0・5%下落の1725円。中部圏は0・5%下落の1476円で、名古屋市は0・6%下落の1572円。大阪市と名古屋市は直近1年間では最低値。
(提供:日刊不動産経済通信)