アットホーム、首都圏中古M価格が下落
2012年12月27日
アットホームがまとめた11月の「首都圏の新築戸建・中古マンション価格」によると、中古マンションの平均成約価格は前年同月比0・4%下落の2021万円で、2カ月ぶりに下落した。新築戸建ての平均成約価格は1・1%下落の3181万円となり、3カ月連続で下落した。
中古マンションの平均成約価格は、東京23区が3・3%下落の2384万円、東京都下が9・4%下落の1861万円、神奈川県が2・8%下落の1969万円、埼玉県が11・4%上昇の1677万円、千葉県が6・5%上昇の1578万円。成約数が多く、高価格の23区と神奈川県の価格下落が影響した。平均成約㎡単価は0・3%下落の32・78万円。
新築戸建ての平均成約価格は、東京23区が3・3%上昇の4356万円、東京都下が3・1%下落の3228万円、神奈川県が0・6%下落の3347万円、埼玉県が2・6%下落の2664万円、千葉県が1・1%上昇の2492万円。23区では5000万円以上の高額物件の成約が好調だが、価格の低い千葉県の成約の増加が影響し、全体では下落となった。
(提供:日刊不動産経済通信)