東急、「二子玉川ライズ」2期に着工へ
2013年01月24日
東京急行電鉄と東急不動産はこのほど、東京・世田谷区の東急田園都市線・大井町線二子玉川駅前で進める複合開発「二子玉川ライズ」第2期事業の概要をまとめた。総事業費は約392億円。工事は昨年1月着手し15年4月の竣工予定。オフィスや商業店舗、シネマコンプレックス、フィットネスクラブ、ホテルが入居する計画。
「二子玉川ライズ」は敷地面積約11・2haの再開発計画で、約8・1haの第1期事業は11年3月に終了している。今回の計画では約3・1haの敷地にオフィスやホテルが入居する30階建ての高層ビルや、商業店舗、シネコン、フィットネスが入居する商業施設など全延床面積15万6400m²の施設を整備する。店舗は約30区画で約1万1000m²、シネコンは109シネマの10スクリーンで約1700席を予定。高層ビルの28~30階は東急ホテルズが運営する約110室のホテルとなる。オフィスにはネットモール運営大手の楽天が東京・品川区から本社を移転する見込み。
(提供:日刊不動産経済通信)