首都圏中古マンション価格3年ぶり下落
2013年01月29日
東京カンテイがまとめた12年の「3大都市圏・主要都市別中古マンション70m²価格月別推移」によると、首都圏の平均価格は前年比3・9%下落の2863万円で3年ぶりの下落となった。近畿圏は1・3%下落の1799万円で同じく3年ぶりの下落。中部圏は2・3%下落の1492万円で2年連続で下落した。
首都圏は、東京都が4・3%下落の3683万円、神奈川県が3・6%下落の2456万円、埼玉県が2・5%下落の1840万円、千葉県が2・8%下落の1838万円。築年数が古く、安価な物件の流通事例増が影響した。近畿圏は大阪府が2・4%下落の1833万円。兵庫県は0・5%上昇の1807万円。
同時に発表された昨年12月の推移は、首都圏が前月比0・2%上昇の2821万円で3カ月ぶりに上昇した。東京都は0・9%上昇の3668万円、神奈川県は0・9%下落の2401万円、埼玉県は0・5%下落の1817万円、千葉県は0・6%下落の1800万円。近畿圏は横ばいの1791万円。大阪府が0・2%上昇の1827万円、兵庫県が横ばいの1785万円。中部圏は0・6%上昇の1474万円。
(提供:日刊不動産経済通信)