レインズ、中古マンション成約が９％増

　東日本不動産流通機構が12日発表した１月の首都圏中古マンションの成約件数は、前年同月比９・２％増の２５１７件で、５カ月連続の増加となった。中古戸建ては２カ月ぶり、新築戸建ては８カ月連続でそれぞれ増加。土地（１００～２００m²）は18カ月ぶりに減少した。

　中古マンションのエリア別の成約件数は、東京都が９・６％増の１２３６件、神奈川県が８・９％増の６７０件、埼玉県が８・６％増の３１７件、千葉県が８・９％増の２９４件。成約平均価格は４・３％上昇の２６４１万円。m²単価は２・５％上昇の39・75万円で19カ月ぶりに上昇した。新規登録件数は９・８％減の１万４３７３件で２カ月連続減少。在庫件数は０・３％増の４万４８９７件。

　中古戸建ての成約件数は14・６％増の８６６件。成約平均価格は０・８％下落の２８７１万円。新築戸建ての成約件数は25・８％増の４１０件で、成約平均価格は１・３％下落の３３６２万円。土地の成約件数は６・６％減の３２５件で、成約平均価格は６・３％上昇の２９９３万円、m²単価は２・３％上昇の20・64万円となっている。