首都圏の分譲マンション賃料が若干下落
2013年02月20日
東京カンテイがまとめた1月の「3大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移」によると、首都圏のm²当たり賃料は前月比0・3%下落の2533円で、3カ月ぶりに下落した。築浅物件の増加で3・0%上昇した昨年12月の反動で若干の下落。近畿圏は1・2%上昇の1767円で、3カ月連続の上昇。
首都圏のエリア別のm²当たり賃料は、東京都が横ばいの2978円、神奈川県が0・6%下落の2060円、埼玉県が1・3%上昇の1626円、千葉県が0・2%下落の1482円。都市別では、東京23区が0・1%上昇の3075円、横浜市が0・1%下落の2193円、さいたま市が1・7%上昇の1805円、千葉市は0・8%上昇の1461円。
近畿圏は、大阪府が0・8%上昇の1876円、兵庫県が0・9%上昇の1666円。大阪市は0・1%上昇の2064円、神戸市は1・1%上昇の1790円。中部圏は3・9%上昇の1573円で、名古屋市は3・7%上昇の1691円。中部圏と名古屋市の大幅上昇は、名古屋駅周辺でワンルームの築浅物件が大量供給されたのが要因。名古屋市西区では31・4%の上昇となっている。
(提供:日刊不動産経済通信)