首都圏の中古マンション価格がやや下落

　東京カンテイがまとめた１月の「３大都市圏・主要都市別中古マンション70m²価格月別推移」によると、首都圏の平均価格は前月比０・７％下落の２８０１万円となった。近畿圏は０・３％上昇の１７９６万円。

　首都圏は、東京都が０・７％下落の３６４４万円、神奈川県が０・２％上昇の２４０５万円、埼玉県が０・７％上昇の１８３０万円、千葉県が０・３％上昇の１８０６万円。都市別では、東京23区が０・９％下落の３９４１万円、横浜市が０・３％上昇の２５２４万円、さいたま市が０・９％上昇の２１４９万円、千葉市が１・６％下落の１７１７万円。23区のうち都心６区は０・８％下落の５１５３万円で、都心部を中心とした東京都の下落が首都圏の価格を押し下げた。

　近畿圏は、大阪府が０・３％上昇の１８３２万円、兵庫県が０・５％上昇の１７９４万円。都市別では、大阪市が０・６％下落の２１３７万円、神戸市が１・０％下落の１８３８万円。大阪市中心６区は０・４％上昇の２７０４万円。中部圏は１・７％上昇の１４９９万円で、名古屋市は２・４％上昇の１７３６万円。