首都圏中古マンション成約７カ月連続増

　東日本不動産流通機構が10日発表した３月の首都圏中古マンションの成約件数は、前年同月比13・０％増の３８３０件で、７カ月連続の増加となった。２ケタの増加は２カ月連続。中古戸建ては３カ月連続、新築戸建ては10カ月連続でそれぞれ増加。土地（１００～２００m²）も３カ月ぶりに増加した。

　中古マンションのエリア別の成約件数は、東京都が15・７％増の１８６９件、神奈川県が10・６％増の９７７件、埼玉県が24・１％増の５０４件、千葉県が０・８％減の４８０件。成約平均価格は１・６％上昇の２５９５万円。m²単価は２・５％上昇の39・72万円。新規登録件数は11・５％減の１万４２１５件で４カ月連続減少。在庫件数は９・２％減の４万１１５７件。

　中古戸建ての成約件数は７・５％増の１２８１件。成約平均価格は１・５％上昇の２９６５万円。新築戸建ての成約件数は８・３％増の４９４件で、成約平均価格は１・３％上昇の３３８９万円。土地の成約件数は19・３％増の６４２件で、成約平均価格は１・６％上昇の２９１４万円、m²単価は０・２％上昇の20・19万円となっている。