昨年度の中古マンション成約は過去最高
2013年04月17日
東日本不動産流通機構が16日発表した12年度の首都圏中古マンションの成約件数は、前年度比9・5%増の3万2448件で、09年度の3万1312件を上回り過去最高となった。増加は3年ぶり。中古戸建ては2年連続、新築戸建ては3年連続、土地(100~200m²)は2年連続でそれぞれ増加した。
中古マンションのエリア別の成約件数は、東京都が11・6%増の1万5431件で、内訳は都区部が13・0%増の1万2064件、多摩が6・8%増の3367件、神奈川県が6・5%増の8568件、埼玉県が7・0%増の4175件、千葉県が11・2%増の4274件と全エリアで増加。成約平均価格は1万円下落の2515万円。m²単価は0・7%下落の38・40万円。新規登録件数は2・0%減の17万6038件。
中古戸建ての成約件数は9・2%増の1万1756件。成約平均価格は0・3%下落の2927万円。新築戸建ての成約件数は15・5%増の5002件で、成約平均価格は1・1%下落の3412万円。土地の成約件数は6・5%増の5475件で、成約平均価格は0・5%下落の2787万円。m²単価は1・3%下落の19・53万円。
(提供:日刊不動産経済通信)