首都圏の中古マンション価格はやや下落

　東京カンテイがまとめた３月の「３大都市圏・主要都市別中古マンション70m²価格月別推移」によると、首都圏の平均価格は前月比０・７％下落の２７８０万円で、２カ月ぶりの下落となった。近畿圏は０・２％上昇の１８１０万円で、３カ月連続の上昇。

　首都圏は、東京都が０・６％下落の３６２７万円、神奈川県が０・４％下落の２４０３万円、埼玉県が横ばいの１８０８万円、千葉県が０・８％下落の１８００万円。都市別では、東京23区が０・８％下落の３９２２万円、横浜市が０・２％下落の２５３０万円、さいたま市が０・９％上昇の２１１５万円、千葉市が１・４％下落の１７０５万円。23区のうち都心６区はほぼ横ばいの５１５０万円。

　近畿圏は、大阪府が０・１％下落の１８４９万円、兵庫県が１・６％上昇の１８１７万円。都市別では、大阪市が０・６％下落の２１６２万円、神戸市が１・２％上昇の１８４９万円。大阪市中心６区は０・１％上昇の２７９９万円。中部圏は２・０％下落の１４７６万円で、名古屋市は２・１％下落の１７０９万円。