東急沿線の住宅地・中古M価格が上昇
2013年05月16日
東急リバブルは、「第4回『東急沿線』定点観測データ」(昨年10月 ~今年3月)をこのほどまとめた。東京急行電鉄沿線の住宅地33地点、中古マンション34地点を観測ポイントとし、標準的な価格を算出した。価格変動率は住宅地が前期(昨年4月~9月)比+0・6%、前年同期比+1・1%、中古マンションがそれぞれ+0・4%、+0・6%で、いずれも上昇した。武蔵小杉駅周辺が牽引した川崎市での上昇幅が大きい。
エリア別にみると、住宅地は東京都区部が前期比+0・5%、前年同期比+0・9%、横浜市が+0・7%、+1・2%、川崎市が+1・3%、+2・4%、その他が+0・6%、+1・2%。中古マンションは都区部がいずれも+0・4%、、横浜市が+0・3%、+0・5%、川崎市が+1・0%、+1・8%、その他が+0・2%、+0・4%。住宅地、中古マンションとも川崎市の上昇率が高く、とりわけ東横線・目黒線の武蔵小杉駅は住宅地で+2・0%、+3・7%、中古マンションは+2・0%、+3・1%と、伸び率が大きい。
(提供:日刊不動産経済通信)