レインズ、首都圏中古Ｍ成約件数３割増

　東日本不動産流通機構が10日発表した５月の首都圏中古マンションの成約件数は、前年同月比30・７％増の３０７６件で、９カ月連続の増加となった。中古戸建ては５カ月連続、新築戸建ても12カ月連続、土地（１００～２００m²）も３カ月連続で増加した。

　中古マンションのエリア別の成約件数は、東京都が41・０％増の１５３０件、神奈川県が23・１％増の７８３件、埼玉県が21・９％増の３９５件、千葉県が19・５％増の３６８件。成約平均価格は５・０％上昇の２５７２万円。m²単価は６・６％上昇の40・11万円。新規登録件数は14・８％減の１万２６５８件で６カ月連続減少。在庫件数は15・１％減の３万８５４１件。

　中古戸建ての成約件数は12・９％増の１０２１件。成約平均価格は２・４％下落の２８０８万円。新築戸建ての成約件数は７・３％増の４１０件で、成約平均価格は０・９％上昇の３４７０万円。土地の成約件数は10・４％増の４８８件で、成約平均価格は１・２％下落の２８９９万円、m²単価は２・６％下落の20・01万円となっている。