東急・三井不レジ、二子新地で434戸
2013年07月18日
―資料請求3千件超、子育て世帯を狙う
東京急行電鉄、三井不動産レジデンシャル、長谷工コーポレーションの3社が共同で開発している川崎市の分譲マンション「ドレッセ二子新地」(総戸数434戸)のモデルルームがこのほどオープンした。東急電鉄の「ドレッセ」シリーズでは過去最大規模となる。4月27日にホームページで情報発信以降、3000件超の資料請求があり好評。二子玉川駅から1km圏内の立地などを訴求していく。出資比率は東急電鉄66%、三井不レジ33%、長谷工1%。
同物件(川崎市高津区二子1―42―1ほか)は、東急田園都市線二子新地駅から徒歩6分の立地。二子新地駅は、オフィスビルや商業施設などの複合開発が進む東急田園都市線・東急大井町線二子玉川駅から多摩川をはさみ1駅1分で、同物件は二子玉川駅からも徒歩14分の立地。パン製造のサンジェルマンの工場跡地で、敷地面積は1万6888・27m²。延床面積3万7408・05m²、RC造15階建て。高さ20mの規制地域だが、通常より厳しい日影規制や、25%を超える緑化率を確保することを条件に、川崎市から約45mでの建築を許可された。専有面積は58・17~93・91m²、間取りは2LDK~4LDK。価格は未定だが、二子玉川駅から最寄りの物件より価格を抑える方針。主なターゲットは子育て世帯で、二子玉川での勤務者にも訴求していく。入居開始は15年1月の予定。
認可保育園なども開設するほか、河川・水槽の水をろ過し、1日当たり15t・約4800人分の飲料水生成システムなどを備えた防災倉庫、非常用発電機、電気自動車バッテリーからの給電装置なども備える。
(提供:日刊不動産経済通信)