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住宅購入、切迫感で「今が買い時」に

2013年08月16日

―ハイアス調べ、消費増税と金利上昇懸念

 ハイアス・アンド・カンパニーがまとめた「住宅購入に関するアンケート調査」(調査期間=7月19~22日、有効回答数=1452件)によると、現在が「住宅の買い時だと思う」の回答が54・5%を占め、前年比8・7ポイント増、11年からは15・5ポイント増と大幅に増えている。買い時と感じる理由では、63・1%が「消費増税の可能性」を挙げ、2番目に多かった「住宅ローン金利の上昇傾向」の39・4%を大きく上回った。

 買い時だと思う主な理由には、「物件価格が上昇傾向にあるため」(25・9%)、「住宅ローン減税などの税制に有利と感じるから」(23・1%)、「景気回復が期待できるから」(21・2%)などもあった。前年調査では、「住宅ローン金利が下がってきているから」「物件価格が下がってきているように思うから」が買い時の主な理由に挙がっており、「今がお買い得」と感じている人が多かったが、今年は「消費増税」や「金利上昇」など、やや切迫感を感じて「住宅が買い時」と感じている傾向がみられた。

 買い時だとは思わない主な理由としては、「景気回復が期待できない」が最も多く51・0%、次いで「今後、消費増税となる可能性があるから」が29・8%、「住宅ローンの金利が上昇傾向にあるため」が24・4%などと続いた。景気回復に懐疑的な人が少なくなく、消費増税と金利上昇により、生活が苦しくなって住宅購入は難しいと考える人もいると思われる。

 住宅性能で重視する項目のトップは「耐震・免震」。次いで「高気密・高断熱」「防火・耐火」「防犯」「換気」などと続いた。

(提供:日刊不動産経済通信)

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