今年上期の首都圏戸建て成約価格が上昇
2013年08月30日
アットホームは29日、今年上半期(1~6月)の「首都圏の新築戸建価格動向」をまとめた。今年上半期の首都圏の新築戸建て分譲住宅の成約価格は、前年同期比1・1%上昇の3215万円。
地域別では、東京23区が2・6%上昇の4346万円、東京都下が1・3%上昇の3368万円、横浜・川崎市が1・0%上昇の3851万円、神奈川県下が0・3%上昇の2873万円、埼玉県が1・2%上昇の2703万円、千葉県が2・3%下落の2413万円。価格水準が高い23区は上昇したものの、成約件数は振るわず、価格水準の低い千葉県は唯一価格が下落した。
成約価格帯は2000万円台が最多で40・1%、3000万円台が34・0%、4000万円台が12・5%と続く。成約物件の平均敷地面積は1・9%増の115・63m²、平均建物面積は0・3%増の95・33m²。成約物件の駅からの所要時間は「徒歩20分超バス便」が0・5ポイント下落の31・2%、「徒歩15分以下」が0・1ポイント下落の26・0%、「徒歩20分以下」が2・2ポイント上昇の19・1%。
(提供:日刊不動産経済通信)