首都圏の中古マンション成約が16％増

　東日本不動産流通機構が10日発表した８月の首都圏中古マンションの成約件数は、前年同月比16・０％増の２２５０件で、12カ月連続の増加となった。中古戸建ては８カ月連続、新築戸建ては15カ月連続で増加。土地（１００～２００m²）は２カ月連続で減少した。

中古マンションのエリア別の成約件数は、東京都が23・３％増の１１０５件、神奈川県が６・２％増の５４５件、埼玉県が14・６％増の２９９件、千葉県が11・５％増の３０１件。成約平均価格は３・５％上昇の２５５６万円。m²単価は５・３％上昇の40・01万円。新規登録件数は７・６％減の１万２４９３件で、９カ月連続の減少。在庫件数は14・３％減の３万８７１６件。中古戸建ての成約件数は５・９％増の８０９件。成約平均価格は２・５％下落の２７６７万円。新築戸建ての成約件数は12・９％増の３６７件で、成約平均価格は１・０％上昇の３３６２万円。土地の成約件数は６・５％減の３６２件で、成約平均価格は０・５％下落の２６３４万円、m²単価は１・５％下落の18・47万円となっている。