カンテイ、首都圏分譲Ｍ賃料がやや下落

　東京カンテイがまとめた９月の「３大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移」によると、首都圏のm²当たり賃料は前月比０・２％下落の２５４５円で２カ月ぶりに下落した。近畿圏は０・９％上昇の１８４１円で４カ月連続の上昇となった。

首都圏のエリア別のm²当たり賃料は、東京都が０・２％上昇の２９９５円、神奈川県が１円下落の２０３７円、埼玉県が０・４％上昇の１６３２円、千葉県が０・７％上昇の１５７５円。都市別では、東京23区が１円下落の３０９５円、横浜市が０・４％下落の２１５１円、さいたま市が１・３％上昇の１８１７円、千葉市は０・３％下落の１５０２円。近畿圏は、大阪府が２・３％上昇の１９５１円、兵庫県が２・７％下落の１６４０円。大阪市は３・２％上昇の２１７７円、神戸市は３・４％下落の１７８６円。大阪市はＪＲ大阪駅北側の再開発エリアにある「グランフロント大阪オーナーズタワー」（総戸数５２５戸）の賃貸事例が前月の33件から69件に増加し、賃料上昇となった。中部圏は０・３％上昇の１５１９円で、名古屋市は０・２％上昇の１６３４円。