レインズ、中古マンション成約は11%増
2013年11月12日
東日本不動産流通機構が11日発表した10月の首都圏中古マンションの成約件数は、前年同月比11・7%増の3066件で、14カ月連続の増加となった。中古戸建ては10カ月ぶり、新築戸建ては17カ月ぶり、土地(100~200m²)は2カ月ぶりに減少した。
中古マンションのエリア別の成約件数は、東京都が前年同月比13・1%増の1447件、神奈川県が7・2%増の794件、埼玉県が19・7%増の407件、千葉県が8・9%増の418件。成約平均価格は3・8%上昇の2604万円。m²単価は5・8%上昇の40・18万円。新規登録件数は2・7%減の1万4984件で、11カ月連続減少。在庫件数は19・9%減の3万6303件。登録から変更の措置がないまま180日を経過した在庫物件のメンテナンスを行っており、当月については市況と関係なく、在庫物件の減少と新規物件の増加が生じている。
中古戸建ての成約件数は4・9%減の972件。成約平均価格は3・9%上昇の3008万円。新築戸建ての成約件数は16・0%減の400件で、成約平均価格は3・1%上昇の3560万円。土地の成約件数は27・9%減の396件で、成約平均価格は1・6%下落の2691万円、m²単価は4・4%下落の18・47万円となっている。
(提供:日刊不動産経済通信)