東京都分譲Ｍ賃料が32カ月ぶり３千円台

　東京カンテイがまとめた11月の「３大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移」によると、首都圏のm²当たり賃料は、前月比０・８％上昇の２５５２円で、３カ月ぶりに上昇した。近畿圏は０・１％下落の１８３２円で、２カ月連続の下落。

　首都圏のエリア別のm²当たり賃料は、東京都が０・８％上昇の３０００円、神奈川県が０・７％下落の２０２４円、埼玉県が１・３％下落の１６１７円、千葉県が０・７％下落の１５７２円。事例の６割を占める東京都の上昇が首都圏全体に影響した。東京都は11年４月以来32カ月ぶりの３０００円台。都市別では、東京23区が１・０％上昇の３１１１円、横浜市が０・６％下落の２１３９円、さいたま市が０・３％下落の１８１７円、千葉市は１・８％下落の１４９９円。近畿圏は、大阪府が０・３％上昇の１９５７円、兵庫県が０・８％上昇の１６７２円。大阪市は０・１％上昇の２１８２円、神戸市は０・９％上昇の１８２９円。中部圏は１・１％上昇の１５１７円で、名古屋市は０・７％上昇の１６２９円。