カンテイ、首都圏中古マンション横ばい

　東京カンテイがまとめた11月の「３大都市圏・主要都市別中古マンション70m²価格月別推移」によると、首都圏の平均価格は前月比０・１％上昇の２８２３万円で、近畿圏は０・１％上昇の１８１９万円と、両者ともほぼ横ばいだった。

首都圏は、東京都が０・１％下落の３７１２万円、神奈川県が０・１％下落の２４２０万円、埼玉県が０・５％上昇の１８６３万円、千葉県が２・２％上昇の１８２７万円。東京都は連続上昇が７カ月でストップ。千葉県は東京寄りの市川市や船橋市が堅調で、県全体を押し上げている。都市別では、東京23区が０・１％下落の４０６１万円、横浜市が０・２％下落の２５３７万円、さいたま市が０・５％上昇の２１６４万円、千葉市が３・０％上昇の１７４１万円。23区のうち都心６区は０・２％上昇の５４６９万円。

近畿圏は、大阪府が０・３％下落の１８７４万円、兵庫県が０・５％上昇の１７８３万円。都市別では、大阪市が０・１％下落の２２０２万円、神戸市が１・６％上昇の１７８７万円。大阪市中心６区は０・９％下落の２８４２万円。中部圏は０・８％上昇の１４８２万円で、名古屋市は１・６％上昇の１５４６万円。